コラム
脱毛
2019.10.5
脱毛を受ける際に気になるのが生理中の脱毛。
生理は定期的に来るものなので、どうしても脱毛の予約日と重なってしまうことがありますよね。
生理中に脱毛を受けることはできるのでしょうか?
脱毛と生理が重なってしまった場合、通常通り脱毛を受けることはできるのでしょうか?
基本的に生理中でも脱毛を受けることができますが、一部できない脱毛部位も存在します。
まずは、生理中に脱毛できる部位について紹介します。
生理中は顔、ワキ、背中、お腹、腕、脚などは通常通り脱毛を受けることができます。
ほとんどの部位が生理中でも脱毛可能です。
ただ、生理中はホルモンバランスの乱れから肌が敏感になりやすい状態になっています。
普段よりも強い痛みを感じることや、赤みや炎症などの肌トラブルを引き起こすリスクがあるので注意が必要です。
生理中はVIO、お尻の脱毛ができません。
生理中にVIO、お尻の脱毛ができない大きな理由は、衛生的に良くないからです。
生理中は経血が脱毛器具やベッドなどに付着してしまう恐れがあります。
いくら消毒するとはいえ、細菌などを完全に無くすことはなかなか難しく、感染症を引き起こすリスクもあるので注意しましょう。
他にも生理時にVIO、お尻脱毛ができない理由としてホルモンバランスの乱れで、普段と体質が変わりやすく、体調不良にもなりやすいことが挙げられます。
生理中は肌が荒れやすくなり、ニキビや吹き出物が発生することや、生理痛で急に体調がすぐれなくなるなど何かと不調になりやすいです。
そのため、生理期間中はデリケートなVIOや付近のお尻を避けて施術をします。
生理前の脱毛ではPMS(月経前症候群)に注意しましょう。
PMSとは生理前に身体的、精神的不調が生じることを指します。
例えば、肌荒れやニキビの悪化や倦怠感、頭痛腹痛などの身体的症状、イライラや憂鬱な気分になるなどの精神的症状を起こすことがあります。
PMSの症状は200種以上もあると言われており、人によって症状が異なることが特徴です。
生理前は普段と肌質が変わり刺激に弱い状態なので、強い痛みを感じることや赤みや炎症などの肌トラブルを引き起こすリスクがあります。
生理前にPMSが起こりやすい方は、早めに脱毛予約日を変更することをおすすめします。
生理の終わりかけは出血も少なく、体調も落ち着いてくるので脱毛することができるかも…と思う方も多いと思います。
もちろん、脱毛を受けることは可能ですが、生理中同様にVIOとお尻の脱毛はできないことがほとんどです。
生理が終わりかけといえども、経血が出る可能性は十分にあります。
脱毛機やタオルに経血が付着し、感染症を広める恐れがあるので注意が必要です。
さらに、生理の終わりかけであっても、ホルモンバランスは整っていないことがほとんどです。
ホルモンバランスが崩れている状態で脱毛を受けると先述の通り、炎症などの肌トラブルを起こすことがあります。
ですから、たとえ生理が終わりかけていたとしても脱毛は控えたほうが好ましいです。
生理が完全に終わり、肌や体のコンディションが整った状態で脱毛を受けるようにしましょう。
生理が終わって約1週間後が脱毛に適切な時期だと言われています。
生理前、生理期間中はホルモンバランスの乱れにより不調になりやすいですが、生理が終わった後は徐々に体調が回復していきます。
生理後は「エストロゲン」という女性ホルモンが多量に分泌されるので肌や体の調子が良くなり、気分も整っていきます。
そのため、生理が終わってから1週間後が脱毛を受けるのにベストな時期だと言えるでしょう。
さらに、生理後は肌のコラーゲンが増加し、肌の水分量も増えると言われています。
水分が豊富に含まれた肌はバリア機能が高くなっているので、脱毛の熱ダメージによる火傷や赤みなどから肌を守ってくれます。
肌が弱い方や乾燥肌の方はこの時期に脱毛の予約を取るのがおすすめです。
VIO、お尻以外の部位は生理中に脱毛を受けることができます。
ただ、生理中や生理前はホルモンバランスが崩れることから、普段よりも肌が敏感になっています。
肌トラブルが生じるなどのリスクがあるので注意しましょう。